Vapeと健康被害

2019年夏、アメリカでVapeによる健康被害が大きく話題になりました。2020年1月現在の見解では、ブラックマーケットなどで出回った粗悪なTHC(大麻の幻覚成分)リキッドに含まれる、ビタミンEアセテートが主な原因ということで落ち着いています。ビタミンEアセテートはリキッドの全体量を増やすために使われていたようです。

リキッドの量を増やすために使えるということは、THCに限らず他のものにも使用できることになりますが、Vapeが規制なしで広く出回ってしまうと、事故や若年層への紙巻きタバコの後押しになってしまうということで、アメリカでは甘いリキッドの発売が禁止され、Vape自体の使用も禁止になる地域がでてきているようです。

結局、どーなのさ?

各地域の見解は置いておいて、ここ日本ではVapeをどう理解すればよいのか?自分の結論は以下の通りです。

  • 少なくとも紙巻きたばこに比べて、タール成分はほぼない
  • リキッドや必要なものはアマゾンで購入できるし、タバコに比べたら安上がり
  • それでも、何も吸わないに越したことはない
  • Vapeでも喫煙所で吸わないとマナー違反だと思う
  • 車がくさくならない(甘い匂いになる。。。)
  • 知らない間にニコチン離脱ができる
  • 紙巻きたばこがくさく感じてくる

紙巻きたばこよりは圧倒的にリスクが低いけど、吸わないにこしたことはない

というのが結論です。なので禁煙しようとしている人にはおすすめです。事実自分は紙巻きたばこからVapeに変えて、走るタイムと距離が大幅に改善されました。一番良いのは吸わないことだけど、我慢できないのであればVapeを試してみるのもよいと思います。iQosより満足感を得られます。