2019年夏、アメリカでVapeによる健康被害が大きく話題になりました。2020年1月現在の見解では、ブラックマーケットなどで出回った粗悪なTHC(大麻の幻覚成分)リキッドに含まれる、ビタミンEアセテートが主な原因ということで落ち着いています。ビタミンEアセテートはリキッドの全体量を増やすために使われていたようです。
リキッドの量を増やすために使えるということは、THCに限らず他のものにも使用できることになりますが、Vapeが規制なしで広く出回ってしまうと、事故や若年層への紙巻きタバコの後押しになってしまうということで、アメリカでは甘いリキッドの発売が禁止され、Vape自体の使用も禁止になる地域がでてきているようです。